国文研青木先生からの御礼メッセージ

国文学研究資料館の青木睦先生から、下記メールをみなさまに配信してほしいとのご連絡をいただきました。


―――

皆さま
被災資料の支援調査活動では、大変お世話になっております。
日頃のご支援、深く感謝申し上げます。
このたび、3月25日(月)感謝状をいただきました。
皆さまのご支援によるものと、御礼申し上げます。
今後とも、被災地の支援をご一緒にお願いいたします。
青木睦

―――


青木先生は、東日本大震災の翌月から被災地に入られ、岩手県釜石市役所の津波被災公文書のレスキュー・乾燥作業を始め、
岩手県陸前高田市役所の津波被災公文書レスキューの助言等をなさいました。
その活動は文化財東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)」のチーム国文研として行われましたので、
2013年3月15日に、文化庁長官 近藤誠一さまより、国文学研究資料館宛てに、感謝状が贈られました。
東日本大震災文化財レスキューの対象となる「被災文化財等」の中に、現用公文書(現在役所で使用されている文書)が初めて含まれたのは、
これまでの青木先生の被災資料への取り組みがあったからです。


今回、青木先生がみなさま宛にメッセージを書かれたのは、国文研チームに参加した専門スタッフやボランティアだけではなく、
報告会等に参加された方や活動をご存知の方にもご挨拶を…ということと思います。


文化財レスキュー事業は今年度で終了となりますが、今後も史資料を守る活動は続きます。
「知っている」ことも大切な支援です。ぜひ今後とも全国での取り組みに関心を持っていただければと思います。
もちろん、青木先生の活動もこれからも続きます。その都度都度ご案内いたしますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。