今の夢。

首都圏ネットも神奈川資料ネットも動きを止めたくない。
以下のことはいつかそれらに結び付けたいけれども、今のところは純粋に私の夢。


1.東日本大震災での首都圏での状況を記録したい。
当時私がいた東京都渋谷区と、自宅のある神奈川県のことを優先してしまうかな。
千葉・茨城・東北各県の被害ほどではないけれども、
ありのままを残さないと、「なかったこと」になるから。


2.避難して関東に居られる方たちの、アイデンティティ保全のお手伝いをしたい。
これは、12月11日に神戸大学でふくしま史料ネットの阿部さんにお伝えし、
神奈川資料ネットの運営委員会でも言ったこと。
特に、福島の方々。
避難して新しい生活を送られ、今おられる地への関心も芽生えていることだと思う。
それを、関東人としてお手伝いしたい気もある。
でも、それ以上に、さまざまな理由で離れざるを得なかった「地元」の記憶・アイデンティティをどう維持していけるか。
関東にも東北各県の自治体史はある(神奈川県立図書館に揃っています、と図書館長さんが教えてくださった)。
それらを通して、またほかの手段で、一緒にそれぞれの方の「地元」のアイデンティティを考える…。
東北の史料ネットと、関東のネットの連携をできないか、長期的に考えたい、私は。

このことは、直接被害は多くなく、また、多くの方が避難・規制されている
南関東のものが担うべきではないかと、最近考えている。


非常勤でもささやかに仕事を持ち、学生でもあるのであちこち行ける時間は限られる。
関東の動きは遅いとのご指摘も気になるけれども、今できることを精一杯と思って、必死に日常を生きている。
表立った成果や、目立つことはしたくない。それより動きたい。
ここに書いたことは、来年に実現したい、本気の夢だ。