茨城史料ネット、始動しました!

7月2日、水戸で開催された、「東日本大震災 茨城の文化財・歴史資料の救済・保全のための緊急集会 文化財・歴史資料の救済のために、いま、何ができるのか」は、定員の120名いっぱいの方が集まられたそうです(筑波大学の白井先生から本日頂戴したメールによる。本ブログへのねぎらいのお言葉もありがとうございます)。


また、その場で茨城史料ネットが発足されたそうです。おめでとうございます。
茨城大の高橋修先生にメールにてお送りいただきました、「ご案内」を以下転載させていただきます(一度テキストデータにしています)。


茨城史料ネットの活動へのお力添え、よろしくお願い申し上げます。


また、緊急集会の翌日というお忙しい中、私信としてメールをくださいました、
白井先生・高橋修先生に御礼申し上げます。

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茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク準備会
(通称:茨城史料ネット)の御案内


 東日本大震災発生から3ヶ月が過ぎました。地震津波による大きな被害を受けた茨城県でも、少しずつ復興に向けての動きが進んでいますが、文化財の救済・保全の取り組みは、依然、困難な状況下に置かれています。半壊・一部損壊した旧家の家屋・土蔵の取壊しや改修工事が目立ち始め、特に古文書・古記録や行政文書、石造物等の未指定資料の消失が心配されます。
 そうした現状を打開するため、文化財や歴史資料にかかわる県内外の研究者が、立場(職場)や専門分野を越えて集い、情報や意見を交換し、ボランティアによる救済・保全活動を推進するため、茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク準備会(通称:茨城史料ネット)をスタートさせました。下記、「茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク準備会(茨城史料ネット)についての申合せ」をご覧いただき、この活動にぜひご参加ください。




                     記


茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク準備会(茨城史料ネット)についての申合せ


1 名称と組織
 この組織は、茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク準備会(通称:茨城史料ネット)と称する。茨城史料ネットは、広範な学会と連携を取りつつ、文化財や歴史資料を研究する者、これに関心をもつ者を、職場や研究分野を越えて相互に繋ぐボランティア組織であり、茨城県域およびその周辺の文化財や歴史資料の保全のために活動することを目的とする。


2 活動内容
(1) 東日本大震災で被災した文化財・歴史資料の救出と保全
(2) 東日本大震災で被災した文化財・歴史資料に関する記録作成
(3) 東日本大震災の被災地を中心とする市民の文化財・歴史研究活動の支援
(4) その他の大規模災害にともなう文化財・歴史資料の救出と保全


3 役員
 代表(会長)等の役員は置かない。暫定的に事務局を茨城大学人文学部高橋修研究室(水戸市文京2-1-1 Tel.029-228-8120 Mail.osm☆mx.ibaraki.ac.jp)に設ける。
【宇野追記:スパム防止のために、メールアドレスの@を☆にしました】

4 会費等
 寄付は受けるが、会費は徴収しない。


5 入会
 事務局に所定の様式で届け出る。



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 入会届


【御名前】


【御住所】 〒


【電話番号】


【メールアドレス】


※入会いただきますと、「メールニュース」が配信されます。

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