【転載】文化庁「文化財レスキュー」事業について:ふくしま史料ネットより

ふくしま歴史資料保存ネットワーク事務局の本間さんからいただいたメールを転載します。

※連絡先メールアドレスのみ、事務局のアドレスにさせていただきます。

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文化庁が発表した「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レス
キュー事業)実施要項」(下記pdfファイル)について、昨日、NHKニュース等
でも大きく報じられました。
http://www.bunka.go.jp/bunkazai/tohokujishin_kanren/pdf/bunkazai_rescue_jigyo.pdf


 報道によれば、今週にも宮城県において活動が開始されるとのことです。


 文化庁によって示された事業の概要は、上記pdfファイルの通りですが、事業の
対象物を「国・地方の指定等を問わず、当面、絵画、彫刻、工芸品、書跡、典籍
、古文書、考古資料、歴史資料、有形民俗文化財等の動産文化財及び美術品を中
心とする」としている点が特に重要だと思います。


 また、文化庁と被災地各県が基本方針を協議し、全国からの専門職員の派遣や
、被災文化財等の一時保管場所確保と保管要請を行うことも想定されています。


 事業を進める上で、被災地各県教育委員会・市町村・資料所有者の連絡体制づ
くりが極めて重要になる仕組みとなっています。


 関係機関との連携をより密にしながら、資料救出の実働に移ることができるよ
う準備したいと考えています。



 ふくしま歴史資料保存ネットワーク(略称「ふくしま史料ネット」)
  事務局 960-8116 福島市春日町5-54 福島県文化センター
  事務担当  本間 宏 (福島県文化振興事業団 歴史資料課)
  代表メール  office●history-archives.fks.ed.jp (●は@)
  TEL 024-534-9193  FAX 024-536-1926
  暫定サイト http://blog.ap.teacup.com/fukushimanet/

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