【本日開催】シンポジウム「なぜフィルムの保存が必要か」

*時間の都合で、首都圏ネットMLに流した情報を転載します。


昨日の朝日新聞夕刊(東京版)にビネガー・シンドロームになっているフィルムの写真と共に案内が掲載されていましたが、
本日、標題のシンポが開催されます。
元々、振替勤務予定でしたが、職場都合で勤務ではなくなりましたので参加します(カレッジ修了論文報告会へ直行します)。


本日10時過ぎに電話しても受け付けてもらえました。
現在、会場に向かう電車内です。近隣の方しか間に合わないかもしれませんが、「知っていたら…」ということもあるかもし
れませんし、
情報共有も必要ですので投稿します。


講演者の金子隆一先生は、東京都写真美術館にお勤めで、写真評論家としても著名な方です。
昨春、史料ネットブログで紹介のあった
“特別展「写真家 中山岩太 『私は美しいものが好きだ。』レトロ・モダン 神戸」”
http://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net/archive/2010/3/31?m=lc
(@兵庫県立美術館 http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1004/index.html
の第一部は、東京都写真美術館で金子さんが企画された「甦る中山岩太 モダニズムの光と影」です。
http://syabi.com/contents/exhibition/index-317.html
(もっとも、第二部もすごくいい地域展示で、昨年観に行って良かった展示No.1です)


また、日大芸術学部高橋英則先生は、やはり東京都写真美術館で2009年に行なわれた「夜明けまえ 知られざる日本写真開
拓史 Ⅱ .中部・近畿・中国」
http://syabi.com/contents/exhibition/index-92.html
(Ⅰは2007年に関東編として、Ⅲは「四国・九州・沖縄編」として来週から(http://syabi.com/contents/exhibition/index-344.html)。学芸員は三井圭司さん)に関わられた方です。


お二方のお話しを、2001年に今の職場で講演録を作り出してすぐの頃ですが、テープ起こししたことがあり、こまごまと書い
てしまいました。
前置きが長くなりすみません。
このような方々の登壇するシンポを通じ、同じフィルムベースの音声の保存について考え・今後発信したいと思っています。


以下、日本カメラ博物館 http://www.jcii-cameramuseum.jp/ から一部引用。

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「ときを刻んだ写真――保存が望まれるフィルム」
関連イベント
 シンポジウム「なぜフィルムの保存が必要か」
平成23年3月5日(土) −開催のお知らせ−

 JCIIフォトサロンでは、来る2011年3月1日(火)から3月27日(日)まで、「ときを刻んだ写真――保存が望まれるフィルム
」を開催いたします。この展示に合わせて、3月5日(土)にシンポジウムを開催いたします。写真原板保存の意義やフィルム
保存の科学知識について、専門家の知見と深い考察をお聞きします。


挨  拶(予定) 財団法人日本カメラ財団理事長 森山眞弓
        社団法人日本写真家協会会長 田沼武能

講演者(予定) 東京都写真美術館専門調査委員 金子隆一
        日本大学芸術学部写真学科教授 高橋則英
        社団法人日本写真家協会専務理事 松本徳彦


開催概要は下記のとおりです。


[開催概要]
●開催日時 2011年3月5日(土) 13:00〜15:00(開場12:30の予定)

●場所 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル 6階会議室
東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車4番出口より徒歩1分)

●応募方法 JCIIフォトサロンにて直接受付、または電話にて受付
  お申込み・お問合せ先:03−3261−0300

●定員 90名(定員になり次第締め切らせて頂きます)
※座席指定はございません

●受講料 300円(「日本カメラ博物館友の会会員」、「JCIIフォトサロン友の会会員」、「JPS会員」は無料)

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