抱負というには未熟だけれども…

あけましておめでとうございます。
本年もご指導いただけますよう、お願い申し上げます。
年越しで仕事をしているため、年賀状をあまり書いていません。申し訳ございません
(お世話になっている方にご挨拶をすべきなのに…(>_<))。


元旦と2日の間に見た、初夢は、仕事をしていました。
ちゃんと休む時間を確保しなくてはいけなかったと反省していますが(自己管理不足)、
こうやっていられることは様々な方のお力添えがあったから。そのことに感謝しております。
本ブログもそう。
このブログは、「あなたの思っていること、学んだことを書いていきなさい」と勧めていただいたことで始めました。
書き出すと長いので(-_-;)なかなか更新できていませんが、自分の思いを発信することの意義を、その方に教えていただきました。
Kさん、ありがとうございます(^^)


さてその年末年始の仕事は、テープ起こしがメインです(論文も自分の勉強もしなければいけないのですが…)。
お預かりしている音声の内容については、守秘義務があるので書きませんが、
今回、気付くと意識していることが二つあります。
一つは、その音が録られたエリアの光景が、気付いたら浮かぶこと。
そしてもう一つは、話されている言葉の力。


テープ起こしは(民話とか言語コーパスとかは例外ですが)標準語にするのが基本です。
それに、私自身、祖父母も皆関東出身なので、ほぼ標準語で生活しています
(「〜じゃん」は、大学に入って「今日は多い!」と友人に指摘されてから使わなくなってしまったなあ)。
なので、基本は標準語しか扱えない。
なのに、それぞれの方が背景として持つエリアの言葉の持つ力のすごさを、イヤホンを通して感じています。


これはいつも思うのだけれども、テープ起こしは、音を言葉に定着させる人の責任は重大。
なぜなら、それらの音を活かすも殺すも起こす人の技量にかかっているから…
(いわゆる「反訳」は規格化されていますが、それでも起こす人の技に依存する部分もあると思うのです)。
音楽をCD(今だとネット配信?)で聞くかライブで聴くかの違いみたいなもの。
どちらにも唯一的な価値があると思っています。


言葉の持つ力を示していくこと、
そしてその言葉が生まれた背景(それは地域資料の保全にもつながるはずです)を残していける一助を担えるように努力すること。
抱負というには未熟だけれども、これらを意識して、新しい年を過ごしていこうと思います
(なのでタグも両方付けました)。
ご指導いただけますよう、お願い申し上げます。


追記:昨日から、懐かしい曲を、まさにネットサーフィンで聞いています。
今は、これを♪
http://www.youtube.com/watch?v=fNGfTJ5vNx4&feature=related
楽曲も、歌詞の力が強いものが好きなのかも、しれません。