「よみがえる懐かしきくらし 明治・大正・昭和の十日町 第2回山内写真館資料写真展」

先日、十日町情報館の高橋さんから下記の写真展のご案内のお手紙をいただきました。


「よみがえる懐かしきくらし 明治・大正・昭和の十日町
  第2回山内写真館資料写真展」


・会期:2011年1月4日(火)〜1月10日(月)  ※会期中無休
・開館時間:午前9時半〜午後7時(ただし、9日・10日は午後5時まで)
・会場:十日町情報館ギャラリー
    (新潟県十日町市西本町2)
・主催:十日町市古文書整理ボランティア 十日町市教育委員会 十日町情報館
・お問い合わせ先:十日町市教育委員会 十日町情報館
 TEL:025-750-5100、FAX:025-750-5103
 e-mail:library@city.tokamachi.niigata.jp
 ※お問合せはなるべく電話にてお願いいたします。


 新潟中越地震を経て十日町市に寄託された「山内写真館」の写真資料約4万点は、これまでに十日町情報館にて写真原板の収納作業とデジタルが作業が行なわれてきました。
 情報館ではこれまでの活動を踏まえ、今秋より、十日町市古文書整理ボランティア写真整理チームの参加者を募集し、明治・大正・昭和の貴重な写真を未来に伝え、活用できるようにするために撮影された写真の内容を調べて資料カードに、記録するボランティアを募集し、さらなる資料化に取り組まれています。


その取り組みは、2010年12月11日(土)日本経済新聞の文化欄に、
松岡資明さんが「戦中の生活・昔の街並み… 写真で地域の記憶共有 場所や時期、住民に聞き取り図書館などで公開」
との記事を書かれたので、ご存知の方も多いかと存じます
(電子版が見つけられませんでした)。


 去る10月30日〜11月5日には写真群の一部を初めて公開し、さらなる情報収集をされました。
写真展はとても好評で、写真に関する貴重な情報も寄せられたとのことです。
山内写真館の写真は、これまでの十日町の歩みを示す意味でも、「十日町絣」生産地である十日町を通した日本の織物産業の発展を示す意味でも、明治から昭和の私たちのくらしを示す意味でも貴重な写真群です。
 また、写真資料の文化資源として活用する方法を考えていく上でも貴重な取り組みです。
前回は昭和30年代から40年代にかけての写真およそ80点が展示されましたが、
今回は主に昭和20年代から40年代にかけての「雪国の暮らし」を中心とした写真が展示されるそうです。
ぜひともご覧いただき、また情報をお寄せいただければと思います(^^)



高橋さんと初めてお会いしたのは、昨年の秋。
JHK・日本図書館協会主催「第3回資料保存シンポジウム」の折でした。
いつも、宛名と差出が直筆の、丁重なお手紙をくださり、とても恐縮しております。
写真好きですし、画像を扱う業務をしていますので、微々たるお手伝いですが、ここにアップし、
皆様にご案内する次第です。


前回の開催時は、予定が入っていて行けませんでした。
今回は行けたらいいな…と思案中です。